「疲労」は心身の異常を伝えてくれる大切なアラームです。

「疲労」とは、一般的に心身が消耗し、リカバリーのための休養が必要な状態と言われています。
「疲労」は、「身体的疲労」と「精神的疲労」が複雑に絡み合う状況で発生するもので、単なる頭と体の消耗であれば、食事や休養で回復するはずですが、現実には、それらを行っても回復しないケースも多く見られます。つまり「疲労」は、体力の消耗だけでは無く、睡眠不足、過労、不規則な生活習慣、人間関係の問題など、種々のストレスが心身にかかった状態なのです。
私たちは、「痛み」や「発熱」という身体のアラームに対しては、すぐに身体を休めるなどの対応を行いますが、「疲労」に関しては人によってそれぞれ感じ方が異なるため、過労死するまで気が付かないなど、つい無理をしてしまう傾向があるようです。
「疲労」は、心身の異常を伝えてくれる大切なアラームだということを認識しておきましょう。
疲労感のメカニズム
「疲労」は、身体的、精神的な種々のストレスにより「内分泌系」「神経系」「免疫系」に影響を及ぼすことにより発生します。これらの内容は「バイオマーカー」と呼ばれる、血液中の各種数値情報の異常や、心拍変動の数値情報の異常として現れることが判っています。
「疲労」は自覚症状が全く無い場合もあるため、定期検診での数値の異常にも注意し、早い段階での疲労検診を受けることが大切です。